色素レーザー装置のジェットノズルとして利用できます。 数十ミクロン(20-50μm)の厚さで、干渉縞が観測できる面精度を有する 液膜を発生させるジェットノズルです。
従来、この種のジェットノズルはステンレス・パイプ先端をつぶして 作られるか、サファイア等に薄く溝を彫り込んで作られていました。 このような構造のジェットノズルでは、液面が乱れレーザービームを 安定して透過させることはできませんでした。
弊社の超薄膜ジェットノズルは、パイプ内部の乱流の原因を突き止め、独自の 構造により、ノズルの先端の開口部の内側で流速ベクトルをランダムにした後、 開口部で衝突させることにより、液面上に乱れの無い均一な光学グレードの面を 実現しています。
また、その特殊なノズル構造上、開口部が比較的大きい(大:0.3×0.6mm、 小:0.2×0.4mm)ため、数十ミクロンの液膜を発生しているにも関わらず、 従来のシステムのように、循環系のポンプが細かい粒子等により目詰まりするよ うなトラブルは殆ど起こりません。
さらに、エチレングリコールにエタノールを混和した低粘性流体でも 比較的高品質の液膜が得られます。