SSANO の製造には、ホーロー・フレーム工法(hollow frame method)と呼ぶ光フィジクス研究所が開発した独自の技術が使われています。この製造方法により、一般的な微動メカを使用することなく、光軸の確保と光学素子の接着固定を両立させました。
従来のレーザー関連の光学系は、多くの場合、平面と剛性を作り出すための「ベース板」と、そのベース板から突き出すように配置される光学素子の保持用のメカ部で構成されていました。
各メカ部の寸法は、その光学系のレーザービームが作り出す光軸平面に光学素子の中心軸が揃うように設計されていました。
このような構造は、いわゆる光学微動メカを多用することになり、結果的に光学的な剛性を小さくしていた。
そこで、光フィジクス研究所は、剛性を確保し、かつ、小型化できる製造手法を開発し、ホーローフレーム工法と命名しました。
この工法では、上記の光軸平面をベース板の厚さ方向の中心と一致させるような光学系構造となります。そして、光学素子は、光学系を構成するそれぞれの位置に、ベース板に直接接着剤で固定しています。光軸を維持しながら接着する手法と、接着剤の選択が弊社のノウハウです。